
『分かり易い『梅花心易』の実践的入門書』
数少ない梅花心易の入門書としては、値段も手頃だし、とても分かりやすく書かれていますし、理論よりも実践に振られていて初心者にも使いやすい良書だと思います。
すぐにでも梅花心易というモノに触れてみたい! 占ってみたい! と言う人にはオススメです。
時計を使って卦を出すというのも、占機を大事にする梅花心易らしくて良いです。
ただ、著者の理論では、アナログ時計とデジタル時計では、同じ時間でも卦が変わってしまうのが気にはなりますが。
また、易全般に関する薀蓄部分には、著者の思い込みと言うか、“?”が付く部分もいくつかあります。w
例えば、擲銭法のコインは『円形に四角い穴が開いている形でなくては正しい卦が出ない』って……。たしかに、天と地を表すという理屈から言えばそうかも知れませんが、コトの本質はそこじゃないだろう?www
でも、それよりも気になるのは、編集者のセンスの無さ、仕事の粗さですかねぇ。w
はっきり言って著者の文章は、お世辞にも上手いとは言えません。しかし、それを分かりやすく整理するのは編集者の仕事でしょう。
さらに“○○○”のように括弧で括られた言葉でも、平気で最初の『“』一つで改行されてる。
自分が出版業界の人間だからかもしれませんが、メチャクチャ気になります。
本の内容がそこそこ良いだけに残念です。